朗読公演「弁天座でコラボ」開催

読書にぴったりな季節が近づいてきました。弁天座では、県内のアマチュア朗読家たちがコラボイベントを行います。
朗読というと、作家さんや声優さんによる朗読公演やラジオドラマを聴いたことがある人も多いと思います。
また、基本的に一人で作品を読むのに対し、朗読劇は複数の朗読者で編成され、効果音や身振り手振りなどもの演出も交えて行われます。演出はもちろん、劇団員さんたちの掛け合いも朗読劇の見所の一つです。

第一部では、学校の教科書にも掲載されている宮沢賢治の『よだかの星』、日本に伝わる怖い話や民話を集めた小泉八雲の『雪女』『耳なし芳一のはなし』など、子どもも楽しめる作品を「ろ・う・ど・く 語楽」による朗読でお楽しみいただけます。

第二部は、「朗読劇団 輪(Rin)」が、時代小説作家・山本周五郎の『五月雨日記』を朗読劇で紹介します。
川で夜釣りをしていた時にある身重の女性を助けた伊兵衛。女性と生まれた子どもと過ごすうちに、女の事情を知ることになり…。時代小説の名手・山本周五郎が書いた人情味あふれる作品です。(芝居小屋の中で聴く時代小説…趣がありそうです。)

第三部では、「語楽」と「輪」がコラボ。赤岡町ゆかりの絵師・金蔵(通称絵金)の生涯を描いた本県出身の作家・藤原緋沙子先生の『絵師金蔵赤色浄土』を朗読劇で紹介します。鮮烈な色遣いで見る者を虜にした絵金の激動の生涯を、作家生活20周年記念として描いた作品です。

イベント開催日時等は、下記のとおり。
■日 時 2025年10月26日(日) 開場13:00 開演13:30
■入場料 800円
☆学生の入場は無料となります。
主催者の方も、地域の子どもたちにも、ぜひ朗読を楽しんでほしい!とお話しされていました。
26日は、弁天座にて皆さまのお越しをお待ちしています(´꒵ ` )

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