「土佐の観光創生塾」全体会に参加しました。

弁天座では3月14日に「土佐の観光創生塾」全体会が行われました。
「土佐の観光創生塾」は、平成27年度から始まったプログラムで高知県地域観光課やJTBが窓口・事務局を務められています。地域が主体となった観光地域づくりを進めるため、観光事業に携わる皆様のスキルアップと観光商品づくりを学ぶ場として開催されてきました。
弁天座は、県の観光施策、観光のトレンド、観光商品の造成から販売、おもてなしの知識を学ぶ「選択講座」に参加。観光に関する講義の受講に始まり、(株)リクルートの担当の方と相談・打合せしながら観光プランを一緒に練り上げ、(株)リクルートが提供する日本の宿・ホテル予約サイト「じゃらんnet」でプランを公開するまでに至りました!

この日は、高知県による観光施策についての話と、総まとめとして県内の宿泊施設や観光関係の職員さんら8組が成果と悩みについて話されました。

弁天座からも長年勤めている職員が登壇し、弁天座の歴史や観光事業に取り組むうえでの苦労話などを話しました。

「創生塾」に参加し、旅行や体験プランを生み出すのは初めての試みだという方も多く、「❝楽しかった❞と満足してもらえるものに練り上げてから販売した」方が多かったように感じました。なかには高知に移住してきた方もいて、「高知の食材はどんなものでも素材になる」という嬉しいお声もいただきました(`・ω・´)
8分ほどの話なのですが、バタフライピーなど身近(?!)なものを使ったり、季節ごとにワークショップの内容を変えるなど、施設ごとのこだわりや工夫が感じられました。
宿泊施設でも、食事券を付けたプランやサーフィンやバーベキューを手ぶらで楽しめる等、その土地でしか味わえないアクティビティを、気軽に楽しんでもらうための工夫をしている施設が多かったです。

また、ガイド事業に取り組まれている施設もあり、そこでは、ガイドの大切さを感じながらも、担当する人は決して「誰でも良い」わけではなく、人柄や知識などの多方面から見て選ばなければいけないのだと感じているそうです。適材適所…大切な言葉ですね!!

まずは自分の施設を全国の人に知ってもらうことが大切と話されていた施設もあり、弁天座も同じくです!とついつい感じてしまいました。まずは、高知県内に広く弁天座の存在を知ってもらえたらいいなあ…。

色々な施設の実践例を聞きながら、「あれもしたい!」「これもしなければ!」とますます感じた全体会でした。
ガイド事業を含め、もっと練り上げていく予定ですので、ぜひ弁天座の見学・体験ツアーにおいでいただき、ご意見ご感想をお聞かせいただければ嬉しいです。